
〜心が動き、行動につながる「伝え方」の話〜
伝える、という仕事をしています。
Webサイトやパンフレット、写真や映像、建築、看板。
関わるツールは多岐にわたるけど、本質的に目指しているのはひとつ。
「この人の想いが、きちんと届くように。」
ということ。
見せ方は、こちらの都合。
見え方は、相手の心にどう届いているか、ということ。
つまり、伝える“中身”だけでなく、伝える“在り方”が問われてくる。
だからボクは、「何をつくるか」よりも、
「誰のどんな想いを、どんなふうに伝えたいのか」を大切にしています。
もちろん、企画力・デザイン力・技術力といった
“機能的価値”が必要。
でも同時に、「この人の気持ち、わかるな」と感じられるような、
“情緒的価値”も大切。
たとえば、いろいろとカタチにすることをしていますが、
いずれも「つくること」自体が目的ではありません。
そこに関わる“人と人の想い”が見えるようにするために、
手段を選ばず「カタチ」にしているのだと思います。
これまでカタチにしてきたものは、ほんの一部にすぎないので、
きっともっと、誰かと誰かのココロをつなげるための媒体は、
無限に存在している。
その可能性を、これからも探り続けていきたいと思っています。